ポケ戦記

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【剣盾S9シングル 最終223位/2012】対面構築パ

こんにちは。時間帯によってはこんばんは。ラリーと言います。

剣盾S9シングルでレート2000を到達したので記事にしました。 

・成績

105戦 72勝 33敗 レート2012

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【使用構築】

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【コンセプト】

耐久が高いポケモンで相手をいなしつつエースを通す戦法は、予想外のダイマックスで破綻してしまうと思い、対面性能が高いポケモンで殴り勝つスタンスの構築を考えた。

 

【個体紹介】※決めた順

リザードン@いのちの珠(キョダイ個体)

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性格:ひかえめ 特性:もうか

実数値:155(12)-*-104(44)-169(196)-106(4)-152(252)

技構成:ブラストバーン/ぼうふう/ソーラービーム/げんしのちから

-調整-

S:準速

B:ダイマックス時、A200連撃ウーラオスすいりゅうれんだ+珠ダメ確定耐え

  (すいりゅれんだ最大ダメ294+珠ダメ15=309 < 155x2=310)

C:後出しHDポリゴン2をキョダイゴクエン+定数ダメ+キョダイゴクエンで確定

  (ゴクエン最小42.7%+定数ダメ16.6%+ゴクエン最小42.7%=102%)

 

前シーズンから猛威を振るったエースバーンとゴリランダーに対し腐らず仕事が出来ると思い使用したらとても強かったので今シーズンも続投。

ブラストバーン:これを媒体にすることでHDポリゴン2後出しを許さない。

ダイマでも高火力なので使いやすい。(反動で起点にされないように注意)

ぼうふう:ダイジェット火力を少しでも上げたいため採用。

ダイマでも火力はあるが、命中不安すぎるため打つときに気合を込めて。

ソーラービームアシレーヌマリルリ、水ロトムへの有効打として採用。しかしダイジェットとゴクエンを打ちたい機会が多いので、頻繁に打つ技でなない。

げんしのちから:ミラー対面、火ロトム用。非ダイマ時の唯一の命中安定技。相手を小突く程度の時に打つ。

 

基本的に初手投げだが、以下のポケモンがいると後投げが多い。

アシレーヌ:天敵すぎる。H振りだけでダイソウゲンで落ちない。却って致命傷くらうので。

ウオノラゴンorパッチラゴン:スカーフで終わり。相手のはりきりは当たる。

トゲキッス:ダイロック持ってる個体いるんだもん。つらいよ。

更にステロ撒きが居たとなるともう選出はしない。

相手は初手リザを考慮した選出をするので読みやすかった。

 

カバルドン@たべのこし

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性格:しんちょう 特性:すなおこし

実数値:215(252)-132-135-*-136(252)-68(4) ※B個体値25

技構成:じしん/ステルスロック/あくび/ふきとばし

 

 

前シーズンで実績がある、ダウンロード対策を施した型。

特殊受けに何もできないのは嫌だったので丸パクリで育成。ステロダメ&ゴクエンで耐久調整を無視出来たらいいなと考え採用したが、実際は催眠対策は大体されており、リザードン同様に水タイプが辛いので選出率は最下位でほぼ見せポケと化していたが、選出誘導として優秀だった。

 

基本的に初手投げ。しかし以下のポケモンがいると絶対初手に投げない。

アシレーヌマリルリ:初手あくびはダイフェアリーで無効、初手ステロは次の水技で終わり、数的不利になり取返しが困難。

ゴリランダー:言わずもがな不利。

ウオノラゴン:エ・ラ・が・み

 

③ゴリランダー@拘りハチマキ(キョダイ個体)

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性格:いじっぱり 特性:グラスメイカ

実数値:193(140)-187(196)-110-*-90-127(172)

技構成:ウッドハンマー/はたきおとす/とんぼがえり/グラススライダー

 -調整-

元々ドラム宿り木身代り個体だったのを再利用しただけだから分からない。

S:おそらくS-1最速エースバーン抜き(ウドハン枠は以前はドラムアタックだったので)

H:16n+1(宿り木身代り個体の名残)

A:余り

 

上記2体でキツい水タイプに強いので採用。

ウッドハンマー:S勝っている相手に高火力を放つため。

(H極振り火ロトムに対し、GF時61.7~72.6%)つまり生半可なタイプ受けを許さない。

グラススライダー:GF時の先制技。H4振りギャラ程度なら9割のダメージを与える規格外の火力、というか草力。採用しない理由がない。

とんぼがえり:不利対面や相手交換読みに機能するため採用。小突いて裏のポケモンで圧力を掛けられるのがナイス。

はたきおとす:この枠はジバコに打つ10まんばりきやS操作のドラムアタックも候補だが、技のタイプバランスや相手持ち物無くす効果は強いと考えはたきにした。しかし、ほとんどグラスラかウドハンのゴリ押しで事足りるので技スぺに添えるだけだった。

 

基本的に後投げ。以下のポケモンがいると選出は控え目。

ナットレイorアーマーガア:草半減で受けられる耐久ポケモン。これらが居ても刺さりが良いなら、サイクルできるように後述のジバコイルととんボルチェンする。

トゲキッス:起点にされがちなので対面にならないように注意。

エースバーンorリザードンダイマックスエースが炎タイプな気がしたら選出しない。

カバリザがいるので、経験的にアシレーヌを初手によく出されるが、裏にはゴリラに強いポケモンを控えられているので、選出段階でゴリラの通りの良さとどう通すかを確認する必要がある。

 

④ウーラオス(連撃)@きあいのタスキ

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性格:ようき 特性:ふかしのこぶし

実数値:175-182(252)-121-*-80-163(252)

技構成:すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/カウンター

 -調整-

特になし。ミラー意識最速ASぶっぱ、余りB

ポリゴン2のために格闘ポケモンが欲しく、ミミッキュのばけのかわを貫通できて

単純に対面性能が高いので採用。

すいりゅうれんだ、インファイト:メイン技。採用しない理由がない。

アクアジェット:先制技。襷と相性がいい。土俵際の一発としてとても優秀。

カウンター:物理アタッカーを強引に突破できるのが強い。ミラー対面カウンター+アクジェで倒す。

 

アシレーヌやドラパルトが居たら後投げ前提で選出可否を考え、対面構築には初手投げなイメージ。カバリザをウオノラゴンやマリルリで見てる人はほぼ初手に投げてくるのでそれに合わせてカウンターで倒せたらベスト。リザが止まらなくなって勝ちに近づく。(それゴリランダーで合わせても良くね?って感じもするが、目の前に通る草技打つか引き読みでとんぼか、相手が開き直ってとんぼ読み突っ込んでくるとか、有利過ぎて逆に難しいから余り安定しない)

ウーラオスはサイクルなんて考慮せず、目の前の相手に負荷をかける、という形でしか行動させなかったがそれだけで十分な活躍をしてくれた。

 

 

ジバコイル@じゃくてんほけん

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性格:ひかえめ 特性:がんじょう

実数値:149(28)-*-137(12)-200(252)-111(4)-107(212)

技構成:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/でんじは

-調整-

C:極振り

S:でんじは後最速ドラパルト抜き

残りHBD(ナイトヘッド3耐え調整した方がいい)

 

カバリザに強いアシレーヌ、更にゴリラにも強いトゲキッス、上から起点作成するドラパルトがよく初手に投げられたので、これら全員に仕事が出来るジバコイルを採用。

10万ボルト:命中安定火力枠。

ラスターカノン:命中安定火力枠。Dダウンを狙いながらポリゴン2と殴り合える。

ボルトチェンジ:不利対面や相手交換読み、申し訳程度の対面調整のため。

でんじは:S操作用。

 

カバリザウーラオスがいる所為か、アシレーヌトゲキッスが本当に初手投げされるのでそれに合わせて基本的に初手投げ。襷持ちには攻撃して退場or電磁波+攻撃で退場。ポリゴン2には初手でんじは撒いて行動制限をかける。居座るほど麻痺バグが起きるのでHD個体にも割と嫌がらせが出来た。ジバコ自体がやられてもでんじはを撒いていれば裏がダイマックスで起点に出来るのでかなり強みを感じた。

しかし耐久性が思ったより無く、ミラー対面で殴り負けるし、エースバーンには何も出来ない。相手のパーティを見て初手ダイマ構築なのかステロなどの起点作成構築かを判断し、相手にとって誰が初手安定なのかを考察する必要がある。

 

ミミッキュ@アッキのみ

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性格:いじっぱり 特性:ばけのかわ

実数値:147(132)-154(236)-117(132)-*-126(4)-117(4)

技構成:じゃれつく/かげうち/ドレインパンチ/つるぎのまい

-調整-

A:11n

HB:A特化珠ギャラのダイジェット+ダイストリーム ばけのかわ&B+1で確定耐え

  後出しで相手のダイマックスターンを終了できる。

DS余り

 

パーティの欠陥埋め、いわゆる誤魔化し枠として採用。流行っていたアッキ型をそのまま流用した(どなたが使っていたかは忘れました)。ダイマックスを皮で受けながら剣舞して打ち負かすというシンプルな動きが非常に強く、1対2の状況を度々ひっくり返した。なんだこいつ。

 

【基本選出】

基本選出は特になし。相手のパーティを見て、初手投げが安定しそうなポケモンを決め、 相性補完で2、3体目を決める。

〇多かった選出

・ジバコ+ウーラオス+ミミッキュ

再三言うが、カバリザウーラオスが居るためアシレーヌトゲキッスの初手投げが多く、もしくはリザのダイマックスターンを枯らせるポケモンが出されやすかった。それらはジバコが大体仕事が出来て、ウーラオスで更に詰め、ミミッキュダイマックスという動きをし、相手より後にダイマックス出来れば、勝ちが多かった。

〇ステロ構築っぽい

・カバorドリュウズorルガルガン+ギャラ → ウーラオス+@2

・カバ+ギャラ以外 → リザードン+@2 

 初手カバは特殊受け多いのでダイマックスは様子見

 

〇相手に以下がいる場合

・エースバーン → ウーラオス+@2(カバ以外)

アシレーヌorトゲキッス → ジバコ+@2(カバ以外)

・エースバーンもアシレーヌもいる → ジバコ+@2(カバ以外)

  (アシレーヌの方が出される)

・ドラパルト+ガオガエン → ジバコ+@2

挙げるとキリが無いが大抵初手ジバコイルを投げれば安定する

〇受けループ

 1回も当たらなかった。相手が猛者なら多分勝てない。

 ムドーヌオーハピナスとかどうやって崩すの?って思う。

 

【最後に】

対面性能が高い並びにしたので相手によって自由に選出出来るので、そのおかげで勝率が高かったのだと思います。このパーティは2000~3000位程度(レートは当時1700くらい)から使い始めましたが、見る見る順位が上がり1900に乗ってからは1敗しかしませんでした。勝率は7割程度あったと思います。

 

次シーズンは上位ポケモンが禁止となりこのパーティはこれで解散となりますが、大きく環境が変わる節目に目標レートを達成できて良かったです。

新環境でものびのび頑張ります。

 

-おわり-